歯髄の力(パワー)を再考する【村松 敬先生・2015年10月16日(金)開催】

2015.10.5|事務局からのお知らせ 勉強会情報

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2015年10月16日(土)講演会のお知らせです。

●テーマ

歯髄の力(パワー)を再考する
〜ダメージ回避機構から再生医療まで〜

 

歯科臨床の現場において歯髄は、齲蝕、切削、薬剤、レーザーなどの様々な刺激をいつも受けている。
特に、注水なしでの切削では歯髄に破壊的なダメージを及ぼすため、注水が必要なことは言うまでもなく、行わない場合には歯髄炎から歯髄壊死に至る転帰をたどることがある。

また臨床の現場においては歯科用局所麻酔薬を使用する機会が非常に多い。
歯科用塩酸リドカインには血管収縮薬が含まれているが、この効果により歯髄の細胞では低酸素や低栄養という状況が生じることが考えられる。

しかしながら熱や低酸素、低栄養という刺激が加わった際に、歯髄が壊死に陥ることは日常臨床で起こることは少なく、これには歯髄の高い修復能力やダメージ回避機構が関わっていることが推測される。

本講演では様々な刺激に対する歯髄細胞の反応について実験データを通して説明するとともに、最新の歯髄炎のトピックスについても紹介する。

●講師

東京歯科大学歯科保存学講座 
村松 敬先生

【略 歴】
平成 3 年3月 東京歯科大学卒業
平成 7 年3月 東京歯科大学大学院歯学研究科修了 博士(歯学)(東京歯科大学)
平成 7 年4月 東京歯科大学病理学講座助手
平成10年4月 東京歯科大学病理学講座講師
平成11年9月 ハーバード大学歯学部留学
平成23年10月 鶴見大学歯学部口腔病理学講座准教授
平成25年4月 東京歯科大学歯科保存学講座教授

【専門医】
平成 7 年6月 死体解剖医(第6567号)
平成 8 年7月 口腔病理専門医(第87号)
平成20年6月 介護支援専門員(第12080729号)
平成23年8月 臨床研修指導歯科医(第478号)
平成24年4月 口腔病理専門医研修指導医
平成25年12月 細胞診専門歯科医(第8033号)

【非常勤】
香港大学歯学部客員教授、延世大学客員教授(大韓民国)、鶴見大学歯学部臨床教授
茨城歯科専門学校非常勤講師、ジャパンカレッジオブオステオパシー非常勤講師

 

▼日時

10月16日 (金) 午後7時30分~午後9時

 

▼会場 

上野ヨシダ

▼会費

非会員の歯科医師     ¥ 5,000- 

大学院生・研修医     ¥ 3,000-(身分証を提示)

歯科技工士・歯科衛生士  ¥ 3,000-

【参加申込方法】

下記リンク(PDF)を御覧ください。

C.D.R.I講演会H27.10月度【申込書PDF】

 

プリントアウトの上、
申込書に必要事項をご記入の上、FAXにてお申込み下さい。

FAX送信先 : 03-3982-4792

 

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