歯科臨床の現場において歯髄は、齲蝕、切削、薬剤、レーザーなどの様々な刺激をいつも受けている。
特に、注水なしでの切削では歯髄に破壊的なダメージを及ぼすため、注水が必要なことは言うまでもなく、行わない場合には歯髄炎から歯髄壊死に至る転帰をたどることがある。
また臨床の現場においては歯科用局所麻酔薬を使用する機会が非常に多い。
歯科用塩酸リドカインには血管収縮薬が含まれているが、この効果により歯髄の細胞では低酸素や低栄養という状況が生じることが考えられる。
しかしながら熱や低酸素、低栄養という刺激が加わった際に、歯髄が壊死に陥ることは日常臨床で起こることは少なく、これには歯髄の高い修復能力やダメージ回避機構が関わっていることが推測される。
本講演では様々な刺激に対する歯髄細胞の反応について実験データを通して説明するとともに、最新の歯髄炎のトピックスについても紹介する。
10月16日 (金) 午後7時30分~午後9時
上野ヨシダ
非会員の歯科医師 ¥ 5,000-
大学院生・研修医 ¥ 3,000-(身分証を提示)
歯科技工士・歯科衛生士 ¥ 3,000-
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C.D.R.I講演会H27.10月度【申込書PDF】
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